令和6年10月25日に開催された第47回理事会において、本年度の仁科記念賞を選考委員会（安藤恒也委員長）の推薦通り、
1)下浦 享　Susumu Shimoura　東京大学名誉教授「４中性子状態の実験的研究」“Experimental study of four-neutron states”
2)青木 大　Dai Aoki　東北大学金属材料研究所教授「アクチノイド化合物における超伝導の先駆的研究」“Pioneering research on unconventional superconductivity in actinoid compounds”
3)村上 修一　Shuichi Murakami　東京科学大学理学院物理学系教授「スピンホール効果とトポロジカル物質の理論」“Theory of spin Hall effect and topological materials”
の3件3名に授与することに決定しました。

12月5日（仁科博士の誕生日の前日) に学士会館に於いて、授賞式とそれに続く懇談会が、財団関係者および招待者総勢70名の出席を得て、執り行われました。授賞式では、最初に「梶田隆章理事長から挨拶と財運営の報告」があり、続いて、「安藤恒也委員長から受賞者の業績紹介」があった後、理事長から3氏に賞状が手渡されました。

前列：(左から) 青木哲様、青木真理様、青木和香子様、青木大氏、下浦享氏、下浦美紀様、村上修一氏、村上佐枝子様
後列：(左から) 矢野安重常務理事、藤川和男常務理事、梶田隆章理事長、安藤恒也理事・選考委員長、早野龍五常務理事

 



【仁科記念賞賞牌】は、澄川喜一東京芸術大学名誉教授 (彫刻家・文化勲章受章者) 作。